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「山梨県 通信制高校 一覧」「山梨 通信制高校 比較」と検索すると、学校名がずらりと並んだページが出てきます。ただ、名前を眺めるだけでは「結局どこが自分に合うのか」はなかなか見えてきません。通信制高校やサポート校は、通学のしかたも支援の内容も学校ごとに大きく異なるからです。
この記事は、特定の学校をおすすめするものではありません。山梨県内(甲府市をはじめ、甲斐市・南アルプス市・笛吹市・韮崎市など県全域)で通信制高校・サポート校を検討している中学3年生や高校生、その保護者の方に向けて、自分で比較・判断するための「5つの軸」と「6つの手順」を中立的に整理しました。まず全体像をつかんでから、資料請求や見学に進むための地図としてお使いください。
山梨県で通信制高校を検討する前に知っておきたいこと
最初に押さえておきたいのは、「一覧で学校名を並べても、それだけでは比較にならない」ということです。
通信制高校には、山梨県内に本校やキャンパスを置く学校もあれば、全国どこからでもオンライン中心で学べる広域制の学校、他県に本校がありサポート施設が県内にある形など、いくつものパターンがあります。通学の頻度も、週5日通うスタイルからほぼ在宅で学ぶスタイルまで幅広く、同じ「通信制」でも中身はかなり違います。
そのため、比較の出発点は「どの学校名か」ではなく、「自分は何のために、どんな高校生活を送りたいのか」という目的の側にあります。目的が決まると、見るべき学校の条件が絞られ、一覧が初めて「自分にとっての比較表」に変わります。
通信制高校とサポート校は何が違う?(前提知識)
比較を始める前に、混同しやすい「通信制高校」と「サポート校」の違いを整理しておきましょう。この2つは役割が異なり、どちらが上・下という関係ではありません。
通信制高校(高校卒業資格が得られる本体)
通信制高校は、学校教育法にもとづく「高等学校」です。レポート提出・スクーリング(面接指導)・試験などの要件を満たすと単位が認定され、卒業すれば全日制・定時制と同じ「高校卒業資格」が得られます。卒業資格に関わる学籍は、この通信制高校本体に置かれます。
サポート校(学習・生活を支える民間の教育施設)
サポート校は、通信制高校に在籍する生徒の学習や生活を支援する民間の教育施設です。レポートの進め方の指導、日々の通学の場、進路相談、メンタル面のサポートなどを担います。ただし、サポート校単体では高校卒業資格は得られません。あくまで通信制高校での学びを支える存在という位置づけです。
「併用」という形(通信制高校+サポート校)
実際には、「通信制高校に学籍を置きながら、サポート校に通って支援を受ける」という併用の形が多く見られます。この場合、卒業資格は通信制高校から、日々の学習支援や居場所はサポート校から、という役割分担になります。
| 項目 | 通信制高校(本体) | サポート校 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 学校教育法上の高等学校 | 学習・生活を支える民間施設 |
| 高校卒業資格 | 得られる | 単体では得られない |
| 主な役割 | 単位認定・卒業 | 学習支援・通学の場・進路/メンタル支援 |
| よくある形 | 単独、またはサポート校と併用 | 通信制高校と併用して利用 |
この違いを理解しておくと、後の「学費の二層構造」も整理しやすくなります。なお、KG高等学院 甲府駅前キャンパスはサポート校にあたります。
山梨県内で比較するときの5つの軸
ここからが本題です。山梨県内で候補を比べるときは、次の5つの軸を、自分の優先順位が高い順に確認していきます。すべてを満点で満たす学校を探すのではなく、「自分にとって外せない軸」から見ていくのがコツです。
①通学形態(通学型/オンライン/併用)
週に何日通いたいか、それともほぼ在宅で学びたいかは、生活リズムや体調、部活・アルバイト・通院などの事情によって変わります。毎日通う場所がほしいのか、自分のペースを優先したいのかを、まず言葉にしておきましょう。山梨県内に通える拠点があるか、オンラインだけで完結できるかは学校によって異なります。
②サポート体制(学習・進路・メンタル面)
「レポートが一人では進められるか不安」「進路相談にのってほしい」「登校のペースをつかむのに支援がほしい」など、必要な支援は人それぞれです。学習面(個別指導の有無)、進路面(進学・就職の相談体制)、メンタル面(相談員やカウンセリングの有無)に分けて、どこを重視するかを整理すると比較しやすくなります。
③学費の考え方(内訳と就学支援金)
学費は、入学金・授業料・施設費・サポート校を併用する場合はその費用など、複数の要素で構成されます。金額は学校・コース・履修単位数・世帯の状況によって変わるため、この記事で具体的な金額を示すことはしません。必ず各校の公式サイトや個別相談で最新の金額をご確認ください。
なお、一定の要件を満たすと授業料の負担を軽減する「高等学校等就学支援金制度」があります。制度の対象範囲や支給額は世帯年収などの条件で決まり、内容は改定されることがあります。詳しくは文部科学省の公式ページで最新情報を確認してください(出典:文部科学省「高等学校等就学支援金制度」 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm )。
学費をどう読み解くかは、サポート校の費用も含めて別記事で詳しく整理しています。あわせてご覧ください(関連記事:鹿島学園高等学校の費用はどう決まる?サポート校との学費の関係を解説)。
④立地・アクセス(山梨県内の通いやすさ)
山梨県は県土が広く、地域によって公共交通の便に差があります。通学型を選ぶ場合、通いやすさは「続けやすさ」に直結するため、自宅からの経路・所要時間・乗り換えの負担を具体的にイメージしておくことが大切です。たとえば甲府駅前のように鉄道・バスが集まるエリアは、県内各地から通う場合の一つの目安になります。一方で、オンライン中心のスタイルを選ぶなら立地の優先度は下がります。自分の通学形態(①)とセットで考えましょう。
⑤サポート校併用の有無・提携先
通信制高校を単独で選ぶのか、サポート校を併用するのかで、日々の過ごし方も費用の構造も変わります。サポート校を検討する場合は、そのサポート校がどの通信制高校と提携しているか、卒業資格がどの学校から出るのかを必ず確認しましょう。
【比較の軸チェックリスト】
- ① 週の通学頻度の希望は?(通学型/オンライン/併用)
- ② 重視する支援は?(学習/進路/メンタル)
- ③ 初年度総額とその内訳は?就学支援金の対象になりそうか?
- ④ 通学型なら、自宅からの経路・所要時間は現実的か?
- ⑤ サポート校併用か?卒業資格はどの学校から出るか?
自分に合う学校を選ぶ判断手順(6ステップ)
5つの軸を、実際の学校選びの流れに落とし込むと次の6ステップになります。
- 目的を言葉にする:高校卒業資格の取得、登校のペース、卒業後に進みたい進路(進学・就職)など、優先したいことを書き出します。
- 希望する通学スタイルを決める:毎日通いたい/週数日/ほぼ在宅、のどれに近いかを決めます。
- 候補を一覧化する:山梨県内に拠点がある学校に加え、オンラインで学べる広域校も含めて候補を書き出します。
- 5つの軸で比較する:上のチェックリストを使い、候補を同じ観点で並べて比べます。
- 資料請求・見学・個別相談で確認する:パンフだけで判断せず、実際の雰囲気や支援内容を確認します。
- 最新の学費・募集要項を公式で最終確認する:金額・出願時期・必要書類は変わることがあるため、決める直前にもう一度確認します。
選び方のより具体的な考え方は、甲府エリア向けの選び方ページでも解説しています。見学の申し込みや学習の流れ、よくある質問は各ページをご確認ください(校内の様子や学習の流れ、Q&Aのページもあわせてご参照ください)。
転校(転入・編入)を考えている場合の確認ポイント
在籍中の高校から通信制高校へ移る場合は、「転入」と「編入」で扱いが変わります。一般に、在籍したまま移るのが転入、いったん退学してから入り直すのが編入と区別されますが、受け入れの時期や、これまでに取得した単位・在籍期間をどう引き継げるかは学校によって異なります。
特に、単位の引き継ぎや卒業までに必要な期間は個別の状況で変わるため、具体的な条件は必ず各校の個別相談で確認してください。同じ学年のうちに卒業を目指せるかどうかも、転入の時期によって変わることがあります。
検討時に注意したいこと(中立チェック)
最後に、比較の際につまずきやすいポイントを挙げておきます。
- 印象や実績だけで決めない:パンフレットの雰囲気や合格実績は参考情報の一つにとどめ、自分の目的(5つの軸)に照らして判断しましょう。
- 学費は「初年度総額」で比較する:授業料だけでなく、入学金・施設費・教材費・サポート校併用費用まで含めた総額で比べると、実態に近づきます。
- 併用時は「二層構造」を理解する:サポート校を併用する場合、費用は「通信制高校本体の学費」+「サポート校の費用」の二層になります。どちらに何が含まれるかを分けて確認しましょう。
- 変動する情報は最新を公式確認:学費・就学支援金の要件・募集要項・出願時期・キャンペーンなどは変わることがあります。必ず各校の公式サイトや個別相談で最新情報を確認してください。
まとめ|次に取る行動(確認ポイント)
山梨県で通信制高校・サポート校を選ぶときは、学校名を並べる前に、まず「通信制高校とサポート校の違い」を理解し、5つの軸(通学形態/サポート体制/学費の考え方/立地・アクセス/サポート校併用)で、6つのステップに沿って比べるのが遠回りのようで近道です。
次に取る行動は次の3つです。
- 自分の目的と希望する通学スタイルを言葉にする。
- 山梨県内+オンラインの候補を一覧化し、5つの軸で比較する。
- 気になる学校へ資料請求・見学・個別相談を申し込み、最新の学費・募集要項を確認する。
甲府駅前エリアで直接相談したい場合は、KG高等学院 甲府駅前キャンパスも選択肢の一つとしてご検討いただけます。いずれの学校を選ぶ場合も、最終的な金額や募集条件は必ず公式サイト・個別相談でご確認ください。
出典
- 文部科学省「高等学校等就学支援金制度」 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm
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